black bird diaries/ MO meets TWILIGHTS (CD)
MO meets TWILIGHTS(MO a.k.a.DUB-O=ダブリーヌ・ドヌーヴ )により2004年に制作された調子の悪い時にしか聴けない名盤。
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MO meets TWILIGHTS(MO a.k.a.DUB-O=ダブリーヌ・ドヌーヴ )により2004年に制作された調子の悪い時にしか聴けない名盤。
ひとりでヘッドフォンでこころの調子の悪い時に聴いてこそ真価を発揮する暗闇のミュージックです。全ての間違いを肯定する。直さない。というコンセプトで作りました。そのため裏ジャケの曲順間違いや曲目漏れなんかもあるけど、そのままになっています。CD-Rとして売られたものは、おそらく世界で10枚くらい。デジタルファイルとしては場末のWEBで未だにどこかを漂ってるかもしれません。でもそっちはmp3なので多分こっちの方が音が良いと思います!たぶん!
black bird diaries / MO meets TWILIGHTS
M-1 だからひとりでやるんだよ。
M-2 狂エルWORD狂エルWORLD
M-3 夜の鳥、黒い影。
M-4 RAMBLING IN THE RAIN
(text from REDEMPTION SONG :MUDDY "stone"AXEL a.k.a Kaorintaumi)
M-5 蛍火 (text from 街の生活:沖野正宏)
M-6 夏のにおい (from もようがえ:あんずノオトカバー)
M-7 ダンシング イン ザ ダーク
M-8 END OF THE WORLD
M-9 愛子愛子
M-10 THE WALL (text from 街の生活:沖野正宏)
M-11 bye bye black bird
RAMBLING IN THE RAINについて
(text from REDEMPTION SONG :MUDDY "stone"AXEL a.k.a Kaorintaumi)
この曲は、詩人のカオリンタウミさんのREDEMPTION SONGという詩集からのカバー。俺が会った時はMUDDY "stone"AXELと名乗っていたから俺はマディさんと呼んでいた。音源としてはECDのMELTING POTにHOWLING UDONとして参加している人と言えばわかる人にはわかるだろう。
マディさんはある日の真夜中、ルイさんとタイキくんに連れられて、いきなり若林にあった俺のアパートに現れた。タバコの灰をボロボロボロボロ床に落としながら、ゆっくりと俺のレコード棚をチェックして「お前、いいやつだな」と言った。そしてそのまま俺んちに転がり込んだ。いろんなことがあった。めちゃくちゃいろんなことがあった。金も貸した。渋谷のテレクラ店で寝てしまった時は頼むから迎えに来てくれと店員から電話を受けた。ヤクザに催涙スプレーをかけられたとか言って、六本木署に柄受けにも行った。渋谷の交差点前や、下北の路上に座って、いろんな物を売った。いろんな話をした。というか、いろんな話を一方的に大量に浴びるように聞かされた。いろんな夜があった。映画のような場面があった。今思えば美しい思い出はたくさんあるが、そう思えるまでにはたくさんの時間がかかってる。いいことばかりじゃねえよ!めちゃくちゃ大変だったんだから!
このblack bird diaries / MO meets TWILIGHTS というアルバムには俺が15年前に大切にしたかったものがたくさん詰まってる。その中にマディさんの詩も入れておきたかったんだろうね。死因に関してはよく知らない。病気もあったし、俺といた時期は超特急で死に急いでいたから。マディさんらしく路上で死んだんだろう。できれば誰かに看取られていることを願う。あの人すげえ寂しがり屋じゃん。
RAMBLING IN THE RAINのカバーに関しては当時のマディさんのトースティングのスタイルを俺なりに真似してる。小さなテレコを持って、東小金井の歩道橋の階段に座って真夜中に録音した。「DUB-O、俺の歌で勝手に儲けてんじゃねえよ、金は半分くれ!」とか言われそうだけど、うん。俺への借金分引いた金額払うよ。あの世でね。じゃ、近いうちに!
Howlin' Udon/星のルーディー
https://www.youtube.com/watch?v=QPmlBud-dc4
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